ゆうちょの貯金は3年以上なら定期貯金!3年未満なら定額貯金!

子供の将来に備えて貯金
銀行を比較していると、ゆうちょ銀行だけ、他行とちょっと違うルールがあることに気づきます。中でも、他の銀行の「定期預金」に相当するものが、「定額貯金」と「定期貯金」の2種類あることが目を引きます。
一体この2つにはどんな違いがあるのか、そして、どちらを選べば良いのか、よくご質問頂きます。これらの質問に回答する形で、定額と定期の違いをご説明していきたいと思います。 どちらも元本割れのリスクの低い、安全な資産運用の方法ですから、運用初心者や堅実に家計をやりくりしたい方におすすめです。
一般的な銀行と、ゆうちょ銀行は何が違うのですか?
ゆうちょ銀行と、他の銀行との違いをまとめると、下記のようになります。

1.定期貯金、定額貯金では、1人1,000万円までしか預入できない

定期貯金や定額貯金は、他の銀行でいう定期預金のことだと思ってください。 今でこそ民営化しましたが、郵便局はもともと国営の組織でした。銀行が、各個人からの預金を運用しているのと同じように、郵便貯金のお金は、国が社会整備のために運用していました。
その頃の預金上限額が、現在もまだ生きています。不自由を感じるかも知れませんが、現在ペイオフ(銀行が破たんした際に行われる預金保護)は、1,000万円までが対象となっています。 そのため、ゆうちょ銀行に万一が起こっても、預け入れている分は全額保護の対象となります。

2.自行で行える住宅ローンがない(スルガ銀行の住宅ローンの代理業者である)

ゆうちょ銀行では、当銀行独自の住宅ローンがありません。スルガ銀行の住宅ローンを、代理業者として扱っています。(独自のローンを開始するという話が出ましたが、2013年12月現在、まだ行われておりません。)
他の銀行の住宅ローンとの違いは、派遣社員や契約社員など、非正規社員でも審査に通りやすいという点にあります。非正規社員が40%弱である現在、マイホーム購入の力強い味方となっています。

3.民営化はしたが、バックに国がついている

ゆうちょ銀行は現在株式会社になりましたが、その株は100%日本郵政株式会社が持っています。その日本郵政株式会社の株は、国が100%保有しています。
つまり、民営化はしましたが、まだ国がバックについているのと同じことです。他行に比べ、倒産などのリスクが極めて低いと考えられます。

4.全国にネットワークがあるので、どの市町村でも手数料無料でお金の出し入れができる

郵便局は、各市町村に必ずありますから、旅行先や出張先でも、手数料がかからず口座からのお金の出し入れができます。
どの特徴も、家計に嬉しいものばかりだと思います。 特に3番と4番は、数十円単位の節約を考える主婦の人には、魅力的なはずです。
貯金口座である「定額貯金」と「定期貯金」は、どう違うのですか?
ゆうちょの2つの貯金口座には、このような違いがあります。
定額貯金 定期貯金
預入金額 1,000円単位(1口1,000円、5,000円、1万円、5万円、10万円、50万円、100万円、300万円の8種類) 1,000円単位
お金の引出 預入日から起算して6か月経過すれば引出できる 預入期間(1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年のうちから指定)の間は引出できない。
利率 0.035%(半年複利、固定金利) 0.035%(預入期間3年以上は0.05%、半年複利、固定金利)
その他 口数単位であれば、分割して払戻しができる 預金額を分割しての払戻しはできない
資金運用の面から見れば、最も気になるのは利率でしょう。 ポイントは、定期貯金の場合、3年以上の預入なら金利が0.05%になるという点です。

100万円を10年間預入した場合のシュミレーション

  • 定額貯金の場合…10年後に1,035,560円
  • 定期貯金の場合…10年後に1,051,140円
  • 差額…定額貯金の方が15,580円利息が低い
利息で、15,000円以上の違いが出るということは、とても大きいですよね。 もし3年以上の預入をするなら、定額貯金。
3年未満での運用を考えている場合、もしくは途中で引出ができることを重視するのであれば、定額貯金を選ぶのが良いでしょう。 ご家庭の状況に合わせて、合ったものを選んでみてください。

家計のやりくりに不安を持つ人たちへ

いかがでしたでしょうか、2つの貯金口座の違いが、お分かり頂けたと思います。 このように、同じ銀行の似たような貯金でも、細かな違いが設定されているもの。
ましてや、銀行をまたいで貯金の検討をする場合には、更に念入りな比較をしないと、得られるはずだった利益を逃してしまうことになります。
もし、家計のやりくりに不安を感じていたら、フィナンシャルプランナーの勉強をしてみてください。 なぜこの勉強が家計の不安解消に役立つのかは、こちらの「FP取得でお金の疑問解決!」というコラムで解説されています。
聞いたことがあるかもしれませんが、フィナンシャルプランナーは「お金の専門家」です。 基礎を学べば、生涯を通じてのマネープランの設計も、自分でできてしまうのです。 先行きを心配しているくらいなら、思い切って勉強して、先行きを見通せる力を身に付けてしまいましょう。

このページの参考サイト

コラム:『FP取得でお金の疑問解決!

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