国債を買うなら、無リスクな個人向け国債を!

国債で老後の運用を
老後のための投資としておすすめしているものの一つに、国債があります。国債とは、平たく言うと「国が発行する借金の借用書」。
国債を買うことで国にお金を貸したことになり、満期(返済期日)が来ると、貸していた期間分の利息が付いて戻ってくる形となります。 基本的に元本割れもしませんし、国が破たんする確率は大変低いですから、無リスクな資産運用の一つです。
個人で国債を買う場合には、どのようなものを選べば良いのでしょうか?
国債は、一般の日本国債と個人型国債、そして変動金利と固定金利、更に発行目的(公共工事や震災復興など)によって細かく分かれています。個人が国債を買う場合、下記のいずれかから選ぶ形となります。
  • 一般の日本国債(10年もの、5年もの、2年もの)
  • 個人向け国債(10年もの、5年もの、3年もの)
2013年12月のデータをもとに、それぞれの具体的な金利を見てみましょう。

一般の日本国債の種類別金利

  • 2年満期もの:固定金利、利率0.100%
  • 5年満期もの:固定金利、利率0.316%
  • 10年満期もの:固定金利、利率0.951%

個人向け国債の種類別金利

  • 満期3年もの:固定金利、利率0.08%
  • 満期5年もの:固定金利、利率0.15%
  • 満期10年もの:変動金利、利率0.43%
かなり種類があるのですね。利率が違うだけで、仕組みはどれも同じですか?
一般の日本国債は市場で売買するため、元本割れの可能性があります。
しかし、個人向け国債は市場で売買できない代わり、中途解約する際に国が買い取ってくれますので、基本的に元本割れしません。
また、一般の日本国債が5万円からなのに比較して、個人向け国債は1万円から購入できます。 そのため、初心者の人が国債を買うなら、個人向け国債がおすすめです。
ただし、中途解約の場合にはその際、5年ものなら4回、2年ものなら2回分の過去の金利を返金するペナルティがつきます。市場で売買できませんから、個人向け国債で得られる利益は、利息のみとなります。
しかし、定期預金の利率は0.025%が多いですから、比較するとかなり3倍以上利回りが良いですね。選ぶ際には利息を考えるのも大事ですが、手元の資金を「どのくらいの期間、使わないで貯めておくか」を先に決めましょう。おのずと、3年、5年または10年のどれにするか、絞れると思いますよ。
国債とは、一体何のために発行されているのでしょうか?
初めにもお伝えしましたが、国債とは国がする「借金」。
発行元は財務省になります。
国は借金をして、公共工事や震災復興など、社会事業を行うための資金としています。 社会整備には巨額のお金がかかりますから、1年の税収だけで足りない場合があります。そのため、期間の長い債券を発行して国民に買ってもらい、費用を国民全体で負担するために発行されているのです。
国債はただ自分のお金が増えるだけでなく、社会に役立つ投資でもあるのです。
よし、私もチャレンジしてみることにしました。国債を買うにはどこへ行けば良いのでしょうか?
国債を買う場合、証券会社またはゆうちょ銀行へ行ってください。

証券会社で国債を買う場合

まず取引口座を作り、国債の注文方法(どの店にするのか、どのような取引にするのか)を決めて入金すれば、国債を買うことができます。
購入した国債は、証券会社で保護預かりしてくれます。保護預かりとは、金融機関が業務として、貴重品や有価証券を預かってくれることを言います。
自宅での盗難や火災の可能性を考えると、別の場所で保管してくれていると安心ですよね。もし証券会社が破たんしても、保護預かりの有価証券は全額戻ってきます。

ゆうちょ銀行で国債を買う場合

ゆうちょ銀行の窓口で現金購入することはできませんので、ゆうちょ銀行の通常口座が必要になります。代金の支払いは、通常口座から引き落とされる形で行われます。
国債を買うための通常口座への入金は、募集期間最終日の「窓口営業時間」までとなっていますので注意が必要です。また、国債購入の募集期間を過ぎると、国債購入を取り消すことはできません。
また、母子家庭や障害など、一定の条件に合う人はマル優や特別マル優の措置を受けられます。他の金融会社で持っている国債も全て合計し、元金350万円までにかかる利息が非課税となります。
ちなみに、国債を買う時には手数料はかかりませんが、中途解約する場合には手数料が発生します。また、得た利子に対して、20%の課税が行われますから、利益を計算するときはその分を差し引いて考えてくださいね。
よし、証券会社に行ってみることにしました。しかし、投資を決めたは良いものの、老後のお金の不安が拭いきれません…。
確かに、自分がいくつまで生きるのか、病気にかかるのか、介護を受けるのかなど誰にも分かりませんから、いくら必要なのか不安は尽きませんよね。
将来不安なことがあるならば、今から今後のマネープランをしっかりと立てておくといいでしょう。まだ先のことと思っているかもしれませんが、あっという間に老後を迎えてしまいます。
マネープランの立て方については、フィナンシャルプランナーの資格がとても役立ちます。マネープラン設計の基本や、資産運用についての正しい知識を身に付けることができますよ。
詳しくは、こちらのコラム「FPのメリットと魅力」が分かりやすいので、一読してみてください。 資格を身に付けることで、第二の人生を切り開く武器にもなるかと思います。これも、第二の人生を豊かにする投資の一つだと思いますよ。

このページの参考サイト

コラム:『FPのメリットと魅力

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