独身20代の投資は、まず10万円からはじめてみよう!

10万円から始めてみよう!
まだまだ収入の少ない20代でも、資産運用に興味のある方はたくさんいると思います。 20代の方には、10万円から始められる投資がおすすめ!
10万円なら、月々のお小遣いから少し取り置きしておけば、すぐ貯まりますよね。 また、万一損害が発生しても、生活を脅かすような打撃にはなりません。 私がおすすめしているのは、定期預金・社債・外貨預金の3つです。
その10万円から取り組めるという、3つの運用方法はどんなものですか?
いま私が言った定期預金・社債・外貨預金の特徴は、このようになっています。

定期預金(ゆうちょの場合は、定額貯金)

普通口座の約2倍の利率設定がされた銀行口座に預け入れることで、利息を利用してお金を増やす運用。 非常にローリスクで、安全です。

個人向け社債の購入

社債の利率は普通口座の約6倍。企業にお金を貸し付け、返済されるまでの期間の利息でお金を増やす運用方法です。企業の倒産というリスクはありますが、比較的低リスクです。

外貨預金

これは、日本円を、日本円より利率のよい外貨に変換して預金する方法です。外貨の種類によっては、普通口座の利率の60倍近い高利率のものもあります。
日本円との為替レートの変動により、場合によっては元本割れする可能性があります。しかし預金ですから、損害額が預け入れた額以上になることはありません。
どれも10万円の元手で十分始められますし、難しい知識はいりませんので、初心者の方でも取り組めますよ。
10万円が手元にあれば、すぐ投資を始めて良いのですか?
いいえ、単純に10万円があれば良いというわけではありません。 いいえ、まず投資を始める前に、本当に自分に金銭的余裕があるのかを知る必要があります。 下記の2つの計算を行うことで、自分の状況を掴むことができます。

① 保有資産を知るための計算

  • 現金+預金+金融資産+マイカーの時価=資産の合計
  • 自動車ローン+クレジット未払い金など=負債の合計
  • 資産の合計-負債の合計=資産の状況

② 毎月の収支の状況確認

  • 手取り収入-生活資金=収支の状況
※生活資金は、家賃+任意保険+車両維持費+公共料金・通信費+食費+娯楽・交際費+被服費+その他雑費で算出してください。

<もし①がマイナスとなってしまった場合>

負債の方が大きいということになります。投資より先に、借金返済を進めるべきです。

<②がマイナスとなってしまった場合>

この場合にも、生活の収支が合っていませんから、投資をする余裕はないと言えるでしょう。まずは、生活費の見直しから行うべきです。

<どちらの計算式もプラスである場合>

この場合に初めて、「自分には投資をする余裕がある」、と判断することができます。
では、先ほどの①と②が共にプラスなら、すぐに投資を始められますね?
いえ、まだ考慮しなくてはならないことがあります。人生には、病気や転職などで、収入がない時期というものが必ずありますよね。そこへの備えも必要となります。
現在の貯金-(②で算出した生活資金×6か月分)の計算結果が、プラスに転じた時が、投資をスタートさせる時期です。
いざ投資をスタートさせる時に、どういう基準で、定期預金か社債か、外貨預金かを選べばいいの?
なるほど、いいところに着眼された質問ですね。 それにはまず、投資の目的を明確にしましょう。こういったことを、「目標リターン」と呼びます。 個人の投資の目的は、 「将来使うためのお金の確保」であることがほとんどではないでしょうか。
10万円ではじめられる、定期預金、個人向け社債、外貨預金でちょっと計算してみましょう。 (この計算では、懸念されるリスクが発生しなかったと仮定しています。)
  • 10万円を利率1%の定期預金に10年預けたら…10年後は110,462円
  • 10万円で利率3%の10年物の社債を購入したら…10年後は134,392円
  • 10万円を利率5.15%の外貨預金に10年預けたら…10年後は165,231円
10年後に15万円必要なのだとしたら、定期預金と社債では不足してしまいますよね。 でももし、10年後に12万円しか必要でないなら、比較的リスクのある外貨預金を選ぶべきではありません。
このように、自分の目標に見合ったものはどれなのかを考え、選ぶようにしましょう。

「いつまでにいくら」ということが思いつかない場合は

20代の方は、結婚や出産、マイホーム購入など、人生の選択肢をどうするか、まだ決めてない人も多いはずです。 その場合は、「7年かけて年収と同じ貯蓄を作る」ことを目標にしてみてください。
箪笥預金など、全く利息が付かない状況で、年収の15%を貯めて行けば、7年後に年収と同じ額になります。 自分の目標ができた時に、すぐ行動できるための資金を作るつもりで、運用を行ってください。
こうした運用における計算を、自分でできるようになるにはどうしたらいいですか?
それは、やはりフィナンシャルプランナー資格の勉強をするといいと思います。資格習得の過程で、人生におけるマネー計画や、税金対策、最適な保険の選び方など、お金の専門家としての知識が自然と身に付きます。資格を取れば、資産運用しつつ、将来的に仕事で活きることもありますから、一石二鳥。
この資格がどんな業界で役立つのか知りたい方は、コラム「FPが活きる会社・業界」を読んでみてください。 私はもともと金融畑の仕事をしていましたが、今では独立して仕事をすることができています。
フィナンシャルプランナーの資格を取れば、お金を有効に管理するスキルとキャリアアップの両方を、手に入れられるのです。

このページの参考サイト

コラム:『FPが活きる会社・業界

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