大学生こそが投資をするべきである|投資のメリットと注意点

大学生に投資は関係ない、またはまだ早いと考えてはいませんか?
それは全く逆です。
なぜなら、大学生には「時間」という最強の武器があるからです。
投資家は時間を無駄に使うことを一番の損失だと考えています。なので、社会人になって始めたときに「まだ早い」と考えていたことを後悔することになってしまうかもしれません。
そして、大学生が投資をすることには多数のメリットがあります。それらに加えて注意点を解説していきます。
大学生から投資を始めるメリット
大学生が投資を始めるメリットは多くあります。一つ目は先ほど述べた通り、最大の武器「時間」を有意義に使えることです。
その他のメリットを順番に見ていきましょう。
収入源が増える
ほとんどの大学生の収入は、アルバイト収入だけであると思われます。そしてその収入を娯楽費や生活費にそのまま充てる…。これは時間の切り売りをしていることになります。一番の武器である「時間」をです。
投資を始めることで、アルバイト以外で収入を得ることが可能です。株式であれば、株価上昇による利益のほかに、配当による収入が期待できます。
投資には、アルバイトのような労働時間は存在しません。「お金のために働く」→「お金に働いてもらう」にシフトチェンジしていきましょう。
当然、必ず儲けられるわけではないのが投資ですので、注意を払わなければなりません。ですが、将来を考えれば有望な収入源の一つになることは間違いないです。
このあたりの考えについては『金持ち父さん貧乏父さん』や『トップ1%の人が知っている「お金の真実」』が参考になるかもしれません。
就職活動に役立つ
役立つというのは、就職活動で「アピールできる」という一時的なものなどではありません。
大学生が就職活動の際に行う企業研究などにおいて、「学生視点」を脱することができます。そもそも、入るかもわからない企業を本気で調べることの方が難しいでしょう。
ですが、投資は全く異なります。というのは自身のお金を使うわけですから。決算や事業計画などを調べる機会を得て、習慣化することができます。
加えて、「学生視点を脱している」という点で、就職直後のスタートラインで一般的な大学生と大きく差をつけることができます。
経済と金融の勉強になる
経済と金融に関する知識は、社会人にとって必須です。しかしかながら、皆さんはそれらを勉強してきていないでしょう。それは学校が教えてくれないからです。
加えて、社会人になると自由に使える時間は激減してします。つまり、大学生活が経済と金融に関するリテラシーを身に着ける最初で最後の、最良の機会なのです。
先ほど述べた通り、投資というのは自分のお金を使いますので、その分勉強に身が入ることになります。
そして、時間をインプットだけに費やすことこそ損失です。私と一緒に「勉強してから投資」ではなく「勉強しながら投資」をしましょう。
それらの勉強としては、まず『【改訂新版】池上彰のお金の学校』を読むことから始めることをお勧めします。
投資をする際の注意点
メリットを挙げたところで、皆さんが気になるでしょうデメリットについても多少述べます。
必ず儲かるわけではない
知り合いの社会人に「投資に興味がある」というと、皆が口をそろえて「まぁ損すると思うけど」と言います。
しかしながら、リスクはどのような資産運用にも伴います。それに、期待できるリターンが大きいほど、予想されるリスクは大きいのが一般的です。投資の世界は「ハイリスクハイリターン・ローリスクローリターン」なのです。
むやみに大金を使って大損…とならないためにも、投資では予想されるリスクを踏まえて投じる資金額を設定しましょう。
元本の保証はされない
「元本割れ」とは、簡単に言えば「買ったときよりも価値が下がること」です。この損失分を保障するのが「元本保証」で、実は日本の銀行預金もこれをしています。
一般的に投資では元本保証がされていません。その分、収益性が高いわけですね。
金融商品を購入する際には、まず「元本保証はあるのか」、そしてない場合は「元本割れの可能性は高いのかどうか」について事前に確認しておきましょう。
まとめ
メリット
- 収入源が増える
- 就職活動に役立つ
- 経済と金融の勉強になる
デメリット
- 必ず儲かるわけではない
- 元本の保証はされない
これらがメリットや注意点の一部です。デメリットに目が行きがちですが、投資におけるメリットはそれを間違いなく上回ります。メリットと注意点を確認してところで、次は「どのような投資すればいいのか」について勉強していきましょう!